ビーナスラインの見どころ
手軽にアクセスできる観光道路として、ライダーたちの間で人気があるのが長野県茅野市にあるビーナスラインです。
茅野市から美ヶ原高原美術館まで全76kmのビーナスラインは、蓼科有料道路と霧ヶ峰有料道路を合わせた区間の愛称です。
四季折々の美しい景色が楽しめるのがビーナスラインの特徴で、ただ走るだけではなくて、あちこちで休憩しながら充実したひとときを過ごすことができます。
周辺には美ヶ原高原美術館の他に物見石山（レンゲツツジ群生地）や王ヶ鼻、王ヶ頭、牛伏山などの名所があり、自然の美しさを堪能できます。
中でも、美ヶ原高原美術館の東側に位置する物見石山は、6月下旬から7月上旬にかけてレンゲツツジが満開 となり、晴れた日には上田市街を一望にすることができます。
美ヶ原高原美術館は八ヶ岳中信高原国定公園の北東部にあり、屋外展示場では草原の中に現代彫刻が常設展示されています。
屋内にもさまざまなアートが展示されていますので、一度訪れてみることをおすすめします。
ビーナスラインへのアクセス
中央自動車道・諏訪ICからアクセスするには、白樺湖〜車山高原〜霧ヶ峰〜八島温泉〜和田峠〜扇峠〜美ヶ原高原美術館のコースが一般的です。
また松本市内からアクセスするのであれば、長野自動車道・松本ICから入山辺まで行き、アザレアラインを通って扇峠からヴィーナスラインに入るコースも人気があります。
霧ヶ峰のそばにある大展望台三峰茶屋からは素晴らしい光景が広がり、浅間山なども臨むことができます。
三峰茶屋では軽食をとることもできるので、ここで体を温めてツーリングを続けるのもおすすめです。
素朴な佇まいとはいえ、きのこ汁やおやきは必ずリピートしたくなる美味しさと評判です。
ビーナスラインは積雪地帯でもあるので、冬場に行くことを考えている人は必ず交通状況を確認するようにしたいものです。
毎年11月末から4月の中旬にかけては、八島高原駐車場から諏訪郡下諏訪町和田峠（小県郡境）までの区間が通行止めとなります。
秋でもかなり寒い日がありますので、装備をよく整えてから出かける必要があります。
ビーナスライン周辺のおすすめグルメスポット
ビーナスライン周辺で食事をとるなら、茅野市のバラクラカフェがおすすめです。
イングリッシュガーデンでいただくアフタヌーンティーは特に評判で、ヴィクトリアパイやレモンケーキ、キャロットケーキなどはテイクアウトもできます。
ランチタイムに行けば、バラクラ名物のシチューライス やフィッシュ&チップス、ローストビーフなど、いかにも イギリスっぽいメニューを試すことができます。
なお、テラス席希望の場合には入園料を払う必要があります。
