ロマンチックを求めて・・・
私の愛車のマジェスティと共に、走りに行きたい候補地の一つに、日光があります。
日光と言えば徳川家康を祀っていて、世界遺産にも登録された東照宮や、中禅寺湖、華厳の滝が有名です。
観光名所として有名な日光ですが、ライダーとして走りたい場所は、ツーリングコースとして定番の日光裏ルートですね。
長野県の上田市から軽井沢を経て、群馬県の草津町を抜けて栃木県の日光市までの日本ロマンチック街道は、全長320kmもの長さを誇る、日本でも有数の観光ルートです。
雄大な自然の中を走るその風景は、ドイツのワインディングロードの景観に似ていて、本家のロマンチック街道から名前を継承しています。
ロマンチック街道の一部である金精道路には、国内で一番標高が高い場所にある金精トンネルがありますが、冬の間は完全閉鎖されて、走る事が出来ません。
群馬県と栃木県に渡る奥日光の金精道路は、標高が高い為に積雪が多く、夏の間もそれほど暑くはならず、気持ち良くツーリングが出来ます。
標高2024mの金精峠から眺める奥日光の景観は素晴らしく、峠の頂上からは男体山や湯ノ湖等の絶景が楽しめる様です。
金精峠の上り下りにはヘアピンカーブの連続ですが、ハンドリングの良いマジェスティでは、軽快にコーナーを駆け抜ける事ができるでしょう。
奥日光へのルート
奥日光へのルートは複数選択する事が出来るので、色々悩んでしまいますが、それもツーリングの楽しみの一つです。
観光スポット目的のツーリングならば、東北自動車道の宇都宮インターチェンジまで走り、そこから日光宇都宮自動車道で日光市へ向かい、日光市からは120号線を西へ進み、いろは坂を上るルートを選択します。
中禅寺湖からロマンチック街道を西進すると、金精トンネルに至りますが、純粋に奥日光ワインディングロードを楽しみたいのならば、関越自動車道を沼田インターチェンジで降りて、ロマンチック街道を東進すれば、金精トンネルに至ります。
ロマンチック街道をフルに楽しみたいのならば、上越自動車道で長野県の上田菅平インターチェンジまで行き、そこから国道18号線を東へ向かうと、ロマンチック街道の始点です。
走り以外の楽しみ
奥日光の湯ノ湖のそばには温泉施設が数多くあり、その奥日光湯元温泉の中には、無料で足湯に浸かれる施設もあり、ツーリングの疲れを癒すのには最適ですね。
温泉旅館も数多くあるので、バイク仲間と一泊宴会ツーリングと言うのも企画してみるのも、楽しいでしょう。
奥日光湯元温泉からは少し外れますが、美味しい料理が味わえるレストランやオシャレなカフェも多くあるので、グルメツーリングとしても楽しめます。