関東圏のアメリカ
相棒のマジェスティと一緒に走りたい場所の一つに、南房総があります。
日本から太平洋に突き出す様に出ている房総半島の南側は、冬でも温暖な気候である事から、関東圏のライダーの定番ツーリングスポットとなっていて、「東の千葉、西の伊豆」と言うのが冬の合言葉と言われています。
千葉県北部の東京寄りは東京ディズニーランドがある事も関係して、「ほぼ都内」と言った雰囲気ですが、南房総辺りにまで足を伸ばすと「アメリカの西海岸」の雰囲気が味わえます。
元々南房総の外房ではサーフィンが盛んな関係もあって、サーファー達が立ち寄るカフェやレストランでは、お店の雰囲気がアメリカナイズされたオシャレな店が多いです。
南房総へのルート
南房総へ行くには、川崎市から東京湾アクアラインを使えば、都心からでも一気に木更津市へと渡る事が出来ます。
東京湾アクアラインが出来るまでは、首都高速から京葉自動車道路、館山自動車道路で行っていた為、非常に時間が掛かっていましたが、アクアラインが出来てからは1時間も掛からずに木更津市へと行ける様になりました。
アクアラインで東京湾を横断し、木更津市へと渡り、房総半島を南下して館山市へ。
そこからは房総フラワーラインで、南房総を内房から外房へと周ります。
館山市からそのままフラワーラインを南下しても良いのですが、館山湾沿いに走るシーサイドラインも走ってみたい道路ですね。
フラワーラインはその名の通りお花畑の中を通っている道路で、オンシーズンにもなると、道の両脇には様々な花が咲き誇り、その見事な景色から「日本の道100選」としても選出されています。
フラワーラインでは季節の花は勿論の事、天気が良く空気の澄んだ日には、富士山や大島、利島などの伊豆諸島を眺めながらのツーリングが楽しめるそうです。
アメリカ気分で食事を
フラワーライン沿いには、とってもアメリカンな趣のお店が点在しています。
本格的アメリカン・ハンバーガーが味わえるショップや、アメリカンバイク大好き夫婦が経営するピザ屋等があり、それらのお店へ行って、ツーリングで空いたお腹を満たすのも、良いかも知れません。
その他にフラワーラインには全国的に有名なお店、「ダイヤモンドヘッド」があります。
このお店はTVドラマの舞台として使われた場所で、かつては民宿として経営されていましたが、現在はカフェとして営業されているそうです。
更に足を伸ばした所にあるカフェでは、アメリカの伝統工芸品である耐熱ガラスで出来た「ファイヤーキング」と呼ばれるコーヒーカップが楽しめます。
こんなアメリカンな南房総を走る為には、アメリカンバイクがお似合いだと思いますが、ライディングポジションが十分アメリカンなマジェスティでも、凄く似合うと思いますね。
