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マジェスティに擦り傷が

フロントカウルを擦ってしまった

いつも大切に磨き上げてカバーをかけて保管しているのに、街角でついうっかりフロントカウルを擦ってしまったとういう苦い経験をしたライダーは少なくないはずです。
フロントカウルについてしまった傷は直せないと思いがちですが、ごくかすかな擦り傷の場合には元通りにすることも不可能ではありません。
深い擦り傷であれば専門業者に修理を依頼する必要があるのですが、傷の部分に水をかけてみて見えなくなる程度の擦り傷であれば、自分で修理することができますのでぜひお試しください。

擦り傷を修理する一番簡単な方法は、メラミンスポンジを使うことです。
台所で使っているメラミンスポンジにはごく軽い研磨力があります。
ですから、水に浸した後に擦り傷の部分を優しくこすることによって、擦り傷を目立たなくさせることができます。
メラミンスポンジを使っても擦り傷が残っているようであれば、コンパウンドを使用しましょう。

コンパウンドでキレイに

コンパウンドを使えば、軽い擦り傷はほとんど修理することができます。
コンパウンドというのは研磨剤が入った液状または練り状タイプの製品のことです。

使用する際には、少量をスポンジにとって傷の部分を直線にこすることがポイントです。
円状にスポンジを動かしてしまうと、擦り傷ができてしまう危険があります。
コンパウンドは目の粗さに「粗目」「中目」「細目」がありますので、最初は細めから試してみることをおすすめします。

おすすめのコンパウンド

液状とペースト状のコンパウンドがあり、それぞれに用途が若干違います。
液状のコンパウンドは広い面積にまんべんなく塗るのに適しています。
ただ、液状のため、他のパーツに垂れてしまうことも考えられますので、作業する前にマスキングなどの必要があるかもしれません。

一方、ペースト状のコンパウンドの方は垂れにくいため、初心者でも作業が楽です。
擦り傷の範囲が小さいのであれば、ペースト状のコンパウンドを選ぶといいでしょう。
コンパウンドにはまた、水溶性と油溶性があり、研磨力の点では水溶性の方が勝っています。
一方、油溶性のコンパウンドは含まれている油分がワックスのような働きをしますので、磨いた部分をピカピカに仕上げることができます。

市販されているコンパウンドの中でも特に人気が高いのは、Holtsの「コンパウンド ミニセットMH926」です。
無駄なく使い切れる少量のコンパウンドが3本セットになっていて、ちょっとした擦り傷もきれいに仕上げることができます。
同じ製品でスポンジが付いているタイプもおすすめです。
液状タイプがいいというのであれば、ソフト99コーポレーションの「液体コンパウンドトライアルセット」も使いやすくおすすめです。

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