ショートツーリングへ出かけてみよう
週末に予定していた行事が急にキャンセルとなり、いきなりスケジュールがぽっかりと空いてしまったので、ツーリングに出掛けました。
ツーリングと言っても事前に計画していた訳でも無く、特にこれと言った目的地も決めていなかったので、日帰りのショートツーリングへ。
ゆっくりと遅めの朝食を取り、マジェスティを軽く洗車をし、暖機運転が終わると出発です。
休日の朝の新青梅街道は、平日の様には混雑しておらず、割と良いペースで走行する事が出来ます。
新青梅街道を西へしばらく走ると、国道16号線と交差するので、その手前で青梅街道にルートを変更します。
青梅市内をさら西へ進み、多摩高校を過ぎる辺りから、それまでの景観が一変します。
左手には渓谷の様な景色が広がり、その中を流れるのは多摩川の上流で、川からの空気は冷たく感じます。
右手にはJRの単線を列車が走り、長閑な光景からは、ここが同じ東京都とはとても思えません。
コーナリングを楽しむ
渓谷沿いの道は左右に適度に曲がりくねっており、マジェスティの軽快なハンドリングを楽しむには、持ってこいのワインディングロードです。
水冷単気筒エンジンは低速からトルクフルで、重心を低く搭載している為、大柄な外観とは裏腹にコーナリングがしやすく、スポーツバイクについて行くのもそれほど苦ではありません。
奥多摩は山梨県をはじめとした埼玉県、神奈川県の擁する山間部に挟み込まれたエリアなのですが、都心から手軽に行けるので、関東方面からのライダーには人気スポットです。
行き交うバイクの種類についても様々なタイプを見かけることが出来ます。
食事を楽しむ
山深い景色の中でコーナリングを楽しむと、お腹が空いて来たので、休憩も兼ねて食事へと向かいます。
奥多摩名物の食事処と言えば、何と言ってもそば屋ですね。
季節の山菜を揚げた天ぷらとザルそばに舌鼓を打ち、食後のコーヒーを味わいつつ、まったりとしていると、都会の喧騒から逃れた気分です。
奥多摩にはそば屋以外にも美味しい食事を提供してくれる所が多く、釜飯やオムライスが美味しいですね。
満腹になった腹ごなしを兼ねて、もう一度ワインディングロードへ行くと、他府県ナンバーのバイクもツ-リングに来ているらしく、多くの種類のバイクとすれ違います。
同じ東京都でありながら、都心とは全く違う顔を見せる奥多摩は、関東方面の多くのライダーを魅了し、ショートツーリングにはベストなポイントです。
初心者や冬の間はバイクに乗っていなかった人も、ロングツーリングをする前の肩慣らしには調度いいコースなので、全てのライダーにお薦めしたいですね。