ヤマハトリシティ155の特徴と魅力
YAMAHAのトリシティ155は2016年にヨーロッパで発売され、日本では翌年の1月20日に市場に登場しました。
名前から想像されるとおり、リーニングリバーストライクル(三輪車)で、日本の道路交通法では「特定自動二輪車」に分類されています。
2023年にはモデルチェンジして新しく登場したトリシティ155は、平成32年排出ガス規制に適合した新しいBLUE COREエンジンを採用しています。
フロント二輪・リヤ一輪でも滑らかな旋回が実現できるようにと、「LMWアッカーマン・ジオメトリ」が採用されているのが2023年モデルの特徴です。
LMWアッカーマン・ジオメトリは「パラレログラムリンク」と「片持ちテレスコピックサスペンション」で構成されているテクノロジーで、優れたクッション性と自然なハンドリング特性を楽しむことができます。
ちなみにLMWというのは「Leaning Multi Wheel(リーニング・マルチ・ホイール)」の略で、車輪および車体全体がリーン(傾斜して)旋回する3輪以上のモビリティのことを指します。
新モデルではさらに縦剛性・ねじり剛性を強化するとともに、適度なしなりを加えたNewフレームが採用されています。
ヤマハトリシティ155のスペック・価格
ヤマハトリシティ155の価格は566,500円(税込価格)で、カラーバリエーションは「マットイエローイッシュグレーソリッド(マットベージュ)」「ホワイトメタリック」「マットグレーメタリック」の3色展開となっています。
いずれもNewカラーで、大自然にも溶け込む色合いが人気です。
新たに採用されたBlue Coreエンジンは高効率燃焼と高い冷却性、そしてロス低減の3点にフォーカスを当ててデザインされています。
さらにSMG(Smart Motor Generator System)が搭載されているのも新モデルの特徴で、これによってスムーズなエンジン始動・再始動と優れた静粛性が可能になりました。
ムダな燃料消費を抑えるStop & Start Systemを搭載しているため、信号待ちなどでは自動的にアイドリングがストップし、再発進時はスロットルグリップを回せばスムーズにスタートできます。
YAMAHAトリシティ155は中古車も販売されていますので、まずは中古で乗り心地を試してみたいというライダーにはおすすめです。
中古車の価格は24万8,000円〜68万円、2017年発売のトリシティ155には排気量155ccの水冷4スト単気筒SOHC4バルブエンジンが搭載されています。
2017年モデルはブルー、ホワイト、マットブラックの3色展開です。