SUZUKIスカイウェイブ250の特徴と魅力
最近、特に気になるバイクのひとつがSUZUKIの「SKYWAVE（スカイウェイブ）250」です。
スカイウェイブはスクータータイプのオートバイで、250ccの他に400cc、650ccがあります。
最初に発表されたのは1998年で、その後何度かモデルチェンジを繰り返し、2017年に生産中止となりました。
スカイウェイブシリーズの中で最初に発売されたのが「スカイウェイブ250」で、市場に発表されたすぐ後にビッグスクーターブームが巻き起こります。
バックボーンフレームに排気量249ccの水冷４スト単気筒SOHCエンジンを搭載しており、初心者でも乗りやすいバイクとして一斉を風靡したのがスカイウェイブ250です。
2008年にはフルモデルチェンジが行われ、エンジンがDOHC化された他、フューエルインジェクションが採用されたのが大きなポイントです。
ラグジュアリー・ビッグスクーターという点ではマジェスティやHONDAのフォルツァなどとライバル関係にあり、コスパが良く、しかも実用性に優れているところが人気の秘訣となっています。
排ガス規制のあおりをうけて2017年に生産が終了したとはいえ、スカイウェイブ400は「バーグマン400」と車名が変更され、現在でも販売されています。
SUZUKIスカイウェイブ250スペック・価格
2017年版のスカイウェイブ250には「タイプS（658,800円）」「タイプM（734,400円）」「タイプSS（702,000円）」「リミテッド（691,200円）」の4タイプがあります。
この中で、特にタイプMはスカイウェイブの最上位グレードに位置していて、今でもライダーたちの人気を集めています。
タイプMには自動的にシフトアップを行なってくれるMTアシストモードや加速重視のパワーモード、7速マニュアルモードなどが搭載されている他に、スライド式バッグレスやリヤスポイラー＆グラブバー、キーレスエントリーなども装備されています。
国土交通省届出値の燃費は39.0km、中古車の相場は8万円〜33万円前後といったところです。
走行距離は30,000km前後の中古車が多く、ていねいに扱えばまだまだ走れるといった感じです。
新車ではなくて、往年の人気バイクのほうが好きなライダーは一度試してみるのも悪くないかもしれません。
耐久性がいいのがスカイウェイブの特徴なので、今後中古車を買う予定の人は、スカイウェイブも選択肢に入れておくのがおすすめです。
2001年に発売されたスカイウェイブ250タイプSがKAWASAKIにOEM供給され、「カワサキ・エプシロン250」としても販売されていたなど、汎用性が高いバイクです。
