バイクのフロントタイヤだけ交換するのはNG
バイクに乗っていると当然の事ですがタイヤは劣化して来ます。
タイヤの劣化は走行距離に比例しておきますので、バイクに乗れば乗るほどタイヤの交換の回数は多くなってきます。
リアタイヤの場合には一般的にそれだけを交換すればいいのですが、フロントタイヤの場合にはブレーキパッドも一緒に交換するのがお勧めです。
ブレーキを掛けた際にタイヤの溝が非常に重要な働きをしますので、劣化の進んでしまったタイヤですと制動距離が延びてしまいますので事故に会いやすくなってしまいます。
しかしながら、いくらタイヤを新しい物にしてもブレーキパッドが劣化してしまっていては十分なブレーキング効果を得ることができなくなってしまいます。
ですから、フロントタイヤを交換する場合にはブレーキパッドも一緒に交換することがお勧めになるのです。
どのようにして交換するか
ブレーキに関わる部分の交換ですので、かなり慎重に行わなくてはなりません。
専門のショップに持ち込んで交換をしてもらってもいいでしょう。
もちろんある程度の知識があれば自分で交換することも可能です。
フロントタイヤとブレーキパッドの交換が完了したら、必ず実際にバイクに乗ってみてその効果を確認するようにすると良いでしょう。
ブレーキの性能は実際にトラブルを解消する意味で非常に重要なものですので、確実に行っていくようにしたいものです。
交換のタイミングは
ブレーキパッドはそれほど劣化をしませんので、フロントタイヤを交換する際にいつもそれを行わなくてもいいですが、可能でしたら一緒に行うようにするといいでしょう。
タイヤの溝が減ってきたらフロントタイヤの交換の時期ですので必ず交換しなくてはなりません。
タイヤはゴムで作られていますので、ゴムの経年劣化の事も考えておかなくてはなりません。
3年に1度くらいの割合で交換するようにすると良いでしょう。
原則として日本製のタイヤがお勧めですが、性能のいいヨーロッパやアメリカ製のタイヤもお勧めです。
性能の良いタイヤはそれなりに値段が高くなりますが、安全性を保障してくれるものです。
バイクの清掃と部品の交換
タイヤを自分で交換する場合にはバイクの中の汚れを綺麗する作業も同時に行った方がいいでしょう。
バイクの汚れによって、バイクの部品が痛みやすくなることも起こってしまいますので、タイヤ交換の際にはネジについている汚れを確実になくすことを心がけるようにするといいでしょう。
また、ネジなどに破損がある場合には事故を減らす意味で交換をすることが必要です。
それを心がけておけば事故とは無縁のバイク生活を送ることができるはずです。