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エアサスを取り付けたい

エアサスとは?

エアサスというのは「エアサスペンション」の略のことで、バイクの衝撃を吸収してくれるパーツのひとつです。
従来のバイクには金属のコイルスプリングが付いており、走行中の衝撃を和らげてくれるのですが、エアサスは空気のクッションのため、静音性に優れているのが特徴です。
エアサスにはエアバックが備わっており、エアバッグを伸縮させることによって車高を上下させます。
車高の上下動操作はボタンで操作することが可能で、リモコンが付いているタイプもあります。

エアサスのメリットは、ロングツーリングの際に実感することができます。
振動が少なくなり、走りが滑らかになるため、長時間走っていてもあまり疲れません。

エアサスを取り付けるには

エアサスが搭載されていないバイクに、後付でエアサスを搭載するライダーが近頃増えてきました。
特に、ビッグスクーターにリアサスを装着してカスタムエアサス車にするケースが増えています。

ただし、市販されているエアサスキットでも20万円はしますので、決断するのにはちょっと勇気がいります。
キャンプツーリングに頻繁に出かけるライダーなら、エアサスを後付するのも悪くはありませんが、通勤や通学で市街地で乗るためだけにバイクを使っているライダーには、それほど大きなメリットは感じられません。

エアサスは壊れやすい

エアサスにはメリットがあると同時に、壊れやすいというデメリットもありますので、導入する際にはよく検討する必要があります。
デリケートなパーツで、エア圧の調整に気を配らなければなりません。
エアサス内に入っている高圧のエアは、少し漏れただけで圧が大きく変わってしまうという特徴があります。
空気圧が下がった状態で走行するとエアサスが故障しやすくなるので注意が必要です。
エアサス装着のバイクに乗る際には、エアサスポンプを使って適度な圧を保つことが大切です。

また、エアタンクの水分がシリンダーに入ってしまうと、Oリングがすぐにだめになってしまいます。
このような場合には、エアタンクを外して水分を抜く、あるいはフィルターを付けなければなりません。
接続部分のエア漏れも、エアサスで起こりやすい故障です。
特に古いエアサスはエア漏れしやすくなっているので、注意が必要です。

エアサスの寿命は5年ぐらいを目安に見ておけばいいでしょう。
最近のエアサスは部品の数がかなり少なくなっており、その分、エア漏れしにくいというメリットがあります。
エアサスキットは中古品も入手することができますが、5年ほどで摩耗してしまうパーツなので、多少お金を出しても新品を買うことが大切です。
バイクのメンテナンスを趣味にしている人なら自分で取り付けてしまうこともできますので、挑戦してみるのも楽しいかもしれません。

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