伊豆スカイラインおすすめのツーリングルート
伊豆スカイラインは都内からのアクセスも便利で、しかも絶景が楽しめる観光道路として人気があります。
総延長は40.6km、伊豆市の天城高原と熱海峠の間を走る伊豆スカイラインは1962年に開通し、「伊豆スカ」の愛称で全国的に知られています。
東京から伊豆スカイラインにアクセスするにはいくつかの方法がありますので、何回か行ってそれぞれの良さを試してみたいものです。
最も一般的なのは東名高速・東京ICから小田原厚木道路を経てターンパイク箱根を通り、熱海峠ICからアクセスするルートです。
時間的には1時間30分から2時間と最短距離で、快適なツーリングが楽しめます。
ただし高速道路料金がやや高めで、変化に富んだ景色を眺めながらのんびりとを走りたいライダーには不向きかもしれません。
もう一つのルートは東名高速・東京ICから圏央道に入り、新湘南バイパス〜西湘バイパス〜ターンパイク箱根〜熱海峠ICに至るルートです。
西湘バイパスは景色もよく、清々しいツーリングにはぴったりです。
高速道路にかかる費用を抑えてのんびりと行きたいというのであれば、第三京浜(玉川)から横浜新道を通り、134号〜西湘バイパス〜ターンパイク箱根〜熱海峠ICまで行く方法があります。
伊豆スカイラインの料金所は熱海峠、玄岳、韮山峠(にらやまとうげ)、亀石峠、冷川、天城高原の6箇所にあります。
伊豆スカイラインの見どころ
伊豆スカイラインにはいくつかの駐車場が用意されていて、素晴らしい眺望が楽しめるので、途中、休憩なども兼ねてバイクを止めながら大自然を楽しむのがおすすめです。
玄岳駐車場には展望デッキもあり、ここから「玄岳ハイクコース」にアクセスすることもできます。
玄岳の標高は799.2m、ハイクコースからは丹那盆地や駿河湾、富士山などを一望にすることができ、まさに絶景です。
道自体はそれほど険しくないのですが、クマ笹などが多いので丈夫な登山靴を持参することをおすすめします。
頂上までは歩いて約30分、ハイキングが好きな人には欠かせないコースです。
登山道の途中には「氷ヶ池」もあり、冬場にこの池に張った氷を切り出して熱海まで運んでいた昔を偲ぶこともできます。
伊豆スカイライン周辺のグルメスポット
冷川ICから熱海方面に2kmぐらい走ったところに、「峠の茶屋」という食事処があります。
茅葺き屋根の民家はまさに名前通りの外観で、水車や囲炉裏などを雰囲気満点です。
伊豆スカイライン開通とほぼ同時にオープンした峠の茶屋では、10年間育てあげた自然薯を使った「とろろめし」などのメニューが味わえます。
麦飯や田舎しるこ、味噌おでんなども昔ながらの味わいで、ツーリングで疲れた体を休ませるには最適の場所です。