ヤマハの海外モデルが国内でも発売された
バイク選びにはいろいろなポイントがありますが、大手バイクメーカーの作る製品はやはりそれらのポイントを何らかの形で抑えているものが多いです。
その中でも魅力的なバイクはたくさんあり、今気になっているのが海外モデルとして販売されていた「FZ1 Fazer」。
試乗した人の情報をまとめて、ここに残しておきたいと思います。
海外モデルとの違い
日本と海外では、ライダーの体格も利用用途も異なりますので、海外モデルと日本モデルでは随所をそれぞれの市場に合わせて改良しています。
重量においては海外モデルよりも日本モデルが6kg重たくなっていますが、理由としては騒音規制に対応させるため、マフラー等の重量が増えたことが起因しているかもしれません。
外国人よりも日本人のほうが全体的に小柄なので、同じモデルを日本で販売する場合は、シートの高さを低くすることも検討されるはずですが、FZ1 Fazerにおいてはシートの高さは変わっていません。
シート高が低くなるとバイクのコントロール性などに大きく影響しますので、オリジナルの持ち味を活かすためにはシートの高さを変えないというのは適切だと思います。
試乗した人の感想をまとめてみる
FZ1 Fazerにまたがった時、まずその大きさを実感するそうです。
タンクの幅が広かったり、ハンドルが思いの外広いのでそう感じるようですが、小柄な人は足つきが悪く感じる可能性もある様子。
またミラーがかなり長く作られているようで、すり抜けにも影響しそうなサイズであるため、気になる人はオプションのコンパクトなミラーに変えたほうが乗りやすいとのことです。
実際の乗り心地は、ツーリングでも街乗りでも両方楽しめる汎用性の高さを感じられると共に、これだというパワーやスパイスを感じにくいようです。
パワーが足りないというわけではないのですが、伸びがそれほどよいというわけでもなく、面白みがないという人もいます。
安定性がとても高いので、遅い速度でもしっかり走ってくれることや、やや高めだけれど両足がつかない人でも片足で停止時に車体をちゃんと支えることができるという点では、街乗り向けだといえそうです。
ブレーキの利きや高速道路での風を受ける感覚も申し分なし、バイクに安定性を求める人に向いている車種かもしれません。
ある程度身長があり、シート高に耐えられる人におすすめ、逆に小柄な人は少し扱いづらいようでした。
自分はツーリングと街乗りのどちらにも使えるバイクが気になっているので、FZ1 Fazerは候補のひとつです。
実際に乗ってみないとわからない面も大きいと思うので、近々自分でも試乗してみたいと思っています。
